今回も、調子に乗って「Gmailの使い方」管理人の三浦健氏が提供されている「Gmail検索&URL」というサービスをご紹介することにする。基本原理は前回のテンプレートと同じ。
Gmailで検索を行った結果をURL化してブラウザに記憶させておくという技である(図1)。
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| 図1 「Gmailの使い方!」の中にある「GMailの検索条件をSaveする!」 |
Gmailの場合、単純な検索だけでなく、演算子を使った高度な検索も行えることは「第10回 Gmailの検索機能を試す」で紹介した。
例えば、「subject:」という演算子がある。件名の中の単語を検索するためのものだ。
メールタイトルを対象に「あのコトバを検索してみよう」というふうな曖昧な使い方でももちろんいいのだが、発想を逆転して、subject:という演算子があるのだから、なにか件名にルールを作っておこうと工夫すればもっと便利になる。
例えば、複数の人たちといっしょにひとつのプロジェクトを進めているような場合、本文の内容や差出人をキーワードにして関連メールをリスト化するのはなかなか困難である。
こんな時に必ずプロジェクト名を入れるという約束があれば、
subject:Google探検隊
という検索で簡単にリスト化が可能だ(図2)。
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| 図2 Gmailの受信トレイを開き、「subject:"Google探検隊"」で検索する。検索オプションの「件名」に「"Google探検隊"」と入力 しても同じ。「""」を付けるのはGoogleと探検隊が分離するとイヤだから。もしも""でくくらないと、「Google」と「探検」と「隊」というよ うに検索語が分割された状態で検索してしまう |
もちろん、よく使う検索子はIMEに単語登録しておく(図3)。
「subject:」は「けんめい」、「has:attachment」は「てんぷ」、「filename:」は「てんぷふぁいる」、「is: unread」は「みどく」、「label:」は「らべる」といった具合だ。これなら目的がはっきりしているから、演算子を覚えやすく入力も簡単だ。
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| 図3 「ATOK2007」で「subject:」を単語登録しているところ。ふつうの文章を書いているときに変換したくないので、品詞としては「独立語」を選んだ |
さて、それで本題だが、例えば筆者はこの連載を書いていく間、頻繁に「subject:"Google探検隊"」という検索を行うと思う。だか ら、「GMailの検索条件をSaveする!」のページを開いてこの検索式を入力し(図4)、「Gmail検索&URL生成」ボタンをクリックしてみた。 表示された結果をお気に入りに入れておくと(図5-6)、いつでも同じ条件の検索結果を表示できる。
それなら別にこのサービスを使わなくてもふつうにGmailの検索結果をお気に入りに入れればいいじゃないか! と思うかもしれないが、それではダメなのである(図7)。ふつうに使った場合は、検索条件とURL表示が連動していないのだ。
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| 図4 テキストボックスに「subject:"Google探検隊"」という検索式を入れて、「Gmail検索&URL生成」ボタンをクリックする |
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| 図5 しばらく待つと、検索結果がリストとして表示されるので、「追加」ボタンをクリックして、そのページをお気に入りに追加する |
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| 図6 なるべくアクセスしやすいリンクバーなどに「Gmail検索」フォルダーを作って、お気に入りを登録しておくと便利 |
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| 図7 検索式「subject:"Google探検隊"」をふつうにGmail検索したのではURLが変化しないので、アドレスバーに表示されるURLをコピー・アンド・ペーストするだけでは登録できない |
お気に入りからワンクリックするだけで、同じ条件の新しい情報が読めるのは、自前で作るRSSみたいでけっこう便利だ。
ニュースメールやメルマガなどは、たくさん取っていればいるほど読み切れない。ざっと目を通しているだけで仕事をする時間がなくなりそうな勢いだ。
「Gmail検索&URL生成」は、そのような保存しているだけのメールの救済策にもなり得る。
自分がいま、Mac OS Xの新バージョン「Leopard」に興味があるとする。では、「news」ラベルのついたメールから「Leopard」について触れているものだけを ピックアップしてみれば効率よく情報収集ができるのではないか? 検索式は、「label:news Leopard」となる。
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| 図8 メルマガやニュースを自分の興味本位で読むのに便利な検索条件の保存 |
メールを一定の枠にはめるのではなく、自分の興味で追っていく手法として、検索条件のURL化はなかなか使えるサービスではないかと思う。使い途は、個人によって千差万別だと思うので、どうか自分にあった検索式を編み出してほしい。
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